トレイ製品の方向違い・表裏違い・重なり・欠品・異品種を検出する
トレイなど格子状の穴がある治具に収められている製品が正しい状態か判断します。数行数列あるトレイの穴すべてに正しく製品が入っていればOK表示し、間違った方向で収まっている場所や裏返しになった場所、製品が２つ重なっている場所、製品が存在しない場所、違う品種が入っている場所があればその場所を枠で囲い、その数を表示します。
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- ズレ検出
- 向き違い検出
- 欠品検出
- 異品種検出
- 異物付着
- 裏返し検出
- 重なり検出
こんな課題におすすめ
- 手作業でトレイ治具に詰める作業で間違った詰め方をした製品を発見したい
- トレイのポケットに過不足なく部品が入っているか瞬時に確認したい
- 入荷時点で正しく部品がセットされているか確認したい
特徴
簡単初期設定
製品の正常な状態を撮影、登録するだけで初期設定は完了します。
NG個所と数をモニター表示
トレイの異常ポケットを赤枠で囲い示すとともに、異常個所の数をモニター上に表示します。異常を取り除いた後はもう一度検査にかけOK表示になったら完了です。
自動撮影＆判定
装置内にトレイを置いたらボタン操作なく自動撮影＆判定されます
高速判定
１秒以内に結果がモニターに表示されます。
導入メリット
員数検査の工数削減
正しく部品を詰めたと思っても、人の手で行う以上ミスはつきものです。決められた個数の部品があるか確認する員数検査工程ですが、詰め作業でミスが発生することと同じように、目視で行う員数検査もいくら対策しても見逃しが発生し完全ではありません。カメラを用いた製品の認識により所定のケース、トレイに正しく製品が入っているか、過不足がないか確認することで詰め工程後の確認工数を削減することができます。
主な機能
正常品検出
範囲内の正常品を検出します。
方向違い検出
収める向きが違っている製品を検出します。
表裏逆転検出
裏返しになってしまった製品の場所を指し示します。
重なり検出
製品が２つ以上重なっている場所を検出します
欠品検出
製品が存在しない欠品個所を検出します。
異品種検出
別品種が紛れ込んだときにその場所を指し示します。
ズレ検出
収まるべき場所に収まらず、トレイのポケットからはみ出している製品を発見します。
異物付着
製品表面に異物が付着しているときにその場所を指し示します。