異品種混入検査装置
製品が収納されたトレイ治具をカメラで撮影、画像処理を用いて異品種混入を発見します。正しい製品を登録、カメラ画角内をサーチし、同一の製品があるかチェックします。製品形状や製品表面の模様が違う異質な物があれば、混入個所を指し示します。OK箇所は緑色に、NG箇所は赤色に塗られ、あるべき場所に製品が存在しない箇所も検出可能なため、過不足のチェックにも利用可能です。
異品種混入対策には区画分離、作業手順の変更といった発生防止対策、目視確認やダブルチェックといった流出防止対策がありますが、その中でも流出防止を強化したい工程で効果を発揮します。
- 業界
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- 製造
- キーワード
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- コンタミ
- パターンマッチング
- ポカヨケ
- 出入荷検査
- 品種識別
- 画像処理
- 異品種混入
- 目視確認の自動化
- 省人化
- 製品異常
- 製品管理
こんな課題におすすめ
- 製品に差異が少なく、注意してみないと品種違いに気づけない
- 目視による異品種混入確認作業を実施しているが見逃しが発生している
特徴
画像処理で製品識別
カメラの下に製品を収めたトレイ治具を置くだけで、異品種混入を発見できます。パターンマッチングという手法を採用し、あらかじめ正常な製品をマスタ画像として登録、カメラの画角内にマスタ画像と同一の製品があるかどうか検索させ、正常な製品を発見、それ以外を異物として見つけることができます。
机上に設置できる省スペース設計
設備導入のための面倒な電気工事も必要とせず、モーター等の駆動部がないためメンテナンス性にも優れています。
主な機能
正常品検出
検査範囲内の正常品を検出します。
異品種検出
検査範囲内にある異品種を検出します
向き違い検出
方向違いになった製品を発見します。
表裏逆転検出
裏返しになってしまった製品を発見します。
欠品検出
欠品個所を検出します。
シンプルで使いやすいUI
検査前
品種選択、カメラ下に製品配置、スタートボタンで検査開始
検査結果画面
NG数と抜け数が表示され、画面がNG色になる
NG(異品種等)は赤色に、歯抜けは灰色に、問題ない製品は緑色に塗られる
修正後再検査
すべてOK(緑色)になったことを確認
検出内容
異品種混入、正しい製品、製品入れ間違い(方向・表裏)、入れ忘れ(欠品)
対象製品
トレイ治具内に配置された製品
樹脂・金属部品
製品仕様
装置・システム名 | 異品種混入検査システム |
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カメラ | CMOSイメージセンサ(カラー)/USB3.0 |
動作環境 |
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