計数機とは?
広い意味で「モノの数量を数える機械全般」 を指します。
数える対象は問いません(部品でも冊子でもOK)。
パーツカウンターとは?
主に工業部品(パーツ)を数えるための計数機を指します。
ねじ・ナット・電子部品・プラスチック成形品など、ばらけた部品を素早く数える用途に特化。
パーツとは
英語の「part」が語源で、「全体を構成する一部分」という意味です。
日本語では「部品」「部位」「要素」という幅広いニュアンスで使われます。
日常会話では機械・道具の「部品」に限らず、「体のパーツ」「ファッションパーツ」などにも使われます
パーツ=部品か?
工業や製造の文脈ではほぼ「部品」と同じ意味で使われます。
例:自動車部品=自動車パーツ
ただし「部品(component)」のほうが やや専門的で、正式な用語として使われることが多いです。
「パーツ」は日常語・カジュアルな言い方、「部品」は技術的な言い方という違いもあります。
パーツの具体例
自動車のパーツ:タイヤ、ブレーキパッド、バンパー、エンジンの部品
電子機器のパーツ:ICチップ、抵抗、スイッチ、コネクタ
PCのパーツ:CPU、メモリ、マザーボード、電源ユニット
体のパーツ:腕、足、目、鼻(比喩的な使い方)
ファッションパーツ:ボタン、ファスナー、ベルト、帽子
要するに、「パーツ」は「全体の一部分」という広い言葉で、製造現場や工業製品の話なら「部品」とほぼ同義です。ただし日常的にはもっと抽象的・比喩的にも使われます。
冊子の枚数を数える場合
冊子や紙を数える場合は「パーツ」ではなく「紙」や「冊子」なので、パーツカウンターという呼び方は通常しません。
「計数機」という言葉を使うか、用途に応じて「枚数カウンター」「紙枚数カウンター」と呼びます。
用語の関係性
計数機(広い概念)
パーツカウンター(部品用)
シートカウンター(紙用)
コインカウンター(貨幣用)
シードカウンター(種子用)
…など、用途別の呼び名が含まれる
つまり、「パーツカウンター」は「計数機」の一種ですが、冊子を数えるなら「枚数カウンター」や「計数機」の方が自然。
当社が販売している製品は、工業部品用であればパーツカウンター、冊子やパンフレットであればシートカウンター、半導体チップ用にチップカウンター種類がありますが、いずれも計数機という分類になります。
まとめ
計数機:モノの数を数える装置全般(上位概念)
パーツカウンター:部品専用の計数機(下位分類)
冊子の場合:パーツではないので「計数機」や「枚数カウンター」と呼ぶ